青森県上北郡大間町の風力発電所「まぐるちゃん」の再稼働について

ー 再エネ電源の長期化および地域還元を目的とした電源再生事業の展開 ー

株式会社再生可能エネルギー推進機構(以下、「REPO」)は、東北地方の再エネ電源の長期化および地域還元を目的として2024年5月に株式会社REPOエナジー東北(以下、「REPOエナジー東北」)を設立いたしました。

 その第一号案件として、青森県上北郡大間町に位置する市民風力発電所「まぐるんちゃん」(愛称)をリノベーションし、このたび再稼働が実現しましたので、お知らせいたします。

 本風力発電所は2006年3月に市民出資によって運転を開始し、2026年にはFIT期間終了を迎える予定となっています。REPOが2023年6月に前事業者より当該発電所の譲渡を受け、主軸受けなど主要部品の取替えを実施、この度2024年5月に再稼働いたしました。


 これにより、まぐるんちゃんは地域にとって貴重な再生可能エネルギー供給源として、再び活躍を始めています。なお、本発電設備の所有・運営はREPOエナジー東北が行います。本件は、環境改善効果が見込めるグリーンプロジェクトの一環として、株式会社北都銀行からの融資「ほくとグリーンローン」を受けて実現いたしました。
 日本においては約450万kWの風力電源が稼働しています。しかし、2030年までに、このうち250万kWがFIT期間終了を迎え、その多くは撤去されてしまう可能性があります。

 REPOは電源再生事業を通して、再生可能エネルギー電源の維持とその地域での活用を行い、地域に根ざした再生可能エネルギー推進を目指してまいります。

【株式会社北都銀行 ニュースリリース】
https://www.hokutobank.co.jp/cms_source/data/hokuto/info/files/20240531-1.pdf

【株式会社REPOエナジー東北 概要】
代表者 三宅成也
設立日 2024年5月8日
株主構成 株式会社再生可能エネルギー推進機構 100%
事業内容 地域再生可能エネルギー発電再生・運営事業

【まぐるんちゃん 概要】
発電開始 2006年3月
発電出力 1,000kW×1 基(三菱重工業社製)

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